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照栄院

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寺宝

東京都大田区教育委員会から次の五点が有形文化財に指定されています。

三宝尊像  一躯

蒲田の豪族月村氏に伝わった一塔両尊像で、近年になって照栄院に納められました。
台座裏銘により天正3年に月村宗観の願いにより照栄院日濃が開眼したことがわかります。
三宝尊像 三宝尊像

日朗聖人坐像  一躯

照栄院の開山日朗聖人の坐像で、元和7年に本門寺16世日樹によって開眼されました。
日樹は、後に不受不施義に破れて信濃に流されました。
日朗聖人坐像日朗聖人坐像

妙見菩薩立像  一躯

加藤清正の娘、瑶林院が夫の紀伊太守頼宣の現世安穏後生善処のために本門寺に納めました。
後、南谷檀林の開設に伴い檀林の守護神となりました。寛文4年、本門寺19世日豊の開眼です。

妙見菩薩立像

南谷檀林板頭寮遺構 一棟

現在照栄院の書院として使われています。
書院
書院

書院 内部
書院 内部

古文書    七十五点

主に南谷檀林関係の文書です。これにより当時の僧侶の勉強の様子がわかります。
古文書
古文書

棟札  十三枚

南谷檀林の建物は明治時代に板頭寮を除いて取り壊されましたが、棟札だけは残っています。檀林開創の元禄元年のものからあります。それにより、かつての檀林の姿がわかります。
棟札
棟札