表紙 > 妙見堂 > チャンギー殉難者慰霊塔 > 田中(本隆)日淳上人

上人は、大正3年3月17日、北海道江差の近く、現在の乙部町元和で生まれました。父親は漁師でした。母親は大変信仰深い方で、その願いで、小学校2年の時、近くの本昭寺浅野本淳師に預けられました。やがて、浅野師より本隆の僧名を授けられ、得度しました。
照栄院の境内に向林庵を営み、来客のない時は読書専一の生活となりました。平成18年の初めより、車椅子の生活となりましたが、頭脳はいたって明晰で、後進の相談に的確な答えを最後まで与えていました。
