蓮はインドでも、中国でも、日本でも、高貴な植物と考えられてきました。どんなに汚い水に育っても、葉も花も汚れず、美しい花を咲かせるからでしょう。仏教でも尊ばれました。妙法蓮華経の蓮華は、サンスクリットで、白い蓮華を意味するプンダリーカです。
照栄院でも久遠林(くおんりん)と向林庵で2種類の蓮を育てています。
久遠林(くおんりん)の蓮は平成21年から白い花になりました。前にあった「行田の古代蓮」は植え替えに失敗しました。植え替えの後、新芽をカラスに食べられてしまいました。白い蓮も鉢植えです。毎年、桜のころに植え替えますが、しっかりした葉が出るまでは、ネットをかけるようにしています。