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隠居からの手紙

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日米同盟

 無二の親友を持つ人は幸せです。長い人生では、互いの地位や財産に差が出てきます。それでも、友人としての二人は対等であるとき、生涯の友となります。もし一方がへつらったり、他方がえばったりすれば、二人は無二の親友とはいえなくなります。 国家間の同盟で対等の関係を結ぶのは稀です。沖縄での基地再編や、牛肉の輸入再開の話を聞くと、日米の力の違いを思い知らされます。日米同盟はかけがえのない同盟だと言われます。しかしその実体を見ると、アメリカが「だめもと」で、一方的に要求を突きつけるのを、日本側は、ただ同盟を維持したい一心で、受け容れています。日米交渉におけるが日本外務省の仕事は、日本世論の説得だと言います。

 これでは、この同盟は長続きしないでしょう。いつかは日本国民の不満が爆発して、同盟を不安定にするでしょう。 日本にとってはこの同盟は「万一」に備えたものです。アメリカにとってはこの地域で「威」を唱えるためにあります。この違いをよく認識して、日本は平和で対等な交流を諸国と望んでいることを、アメリカにも世界にもよく発信することが大切だと思います。

  アメリカが無二の親友なら、もっと日本は自分の立場や考えを率直に語ることが必要です。

平成17月11月
石川恒彦

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