10月の声を聞くとあちこちで、お会式があります。弘安5年10月13日、日蓮聖人は池上の地でなくなりました。以来、日蓮聖人を偲んで、毎年行われる行事をお会式と言うようになりました。
池上では、10月11,12,13日の三日間に渉って営
まれます。13日の正当法要の前の晩、すなわち12日の逮夜に行われるのが万灯行列です。日蓮聖人が亡くなった時桜が咲いたという伝説に従い、和紙で作ったしだれ桜に飾られた、光り輝く万灯が、参道を次から次へと過ぎていくのは壮観です。
照栄院では毎年10月12日の午後6時から檀家有志が集まり、本堂でお題目を唱えた後、池上の山へ向かいます。